- 作品
私家本(しかぼん)

祐生が愛情を込めて刷った一枚の孔版画は、次第に私家本としての体裁を整え、1925年(大正14)に発行した『おもちゃと絵馬』を手始めに、やがて祐生生涯の大作と評される『富士の屋草紙』全39巻、玩具の入手経路や時代考証、由来を記した『髫髪歓賞』全6巻、『おもちゃ筥』となり世に送り出されます。
全国の知人から贈られた郷土玩具をはじめ、蒐集品への愛情や郷土への思いなどを美しい孔版画と流暢な文章で表現した祐生オリジナルの本です。
祐生が愛情を込めて刷った一枚の孔版画は、次第に私家本としての体裁を整え、1925年(大正14)に発行した『おもちゃと絵馬』を手始めに、やがて祐生生涯の大作と評される『富士の屋草紙』全39巻、玩具の入手経路や時代考証、由来を記した『髫髪歓賞』全6巻、『おもちゃ筥』となり世に送り出されます。
全国の知人から贈られた郷土玩具をはじめ、蒐集品への愛情や郷土への思いなどを美しい孔版画と流暢な文章で表現した祐生オリジナルの本です。