祐生出会いの館

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  • 企画展 2023.01.11

「祐生秘蔵の興行ポスター展」

明治期以来、ポスターは美麗で芸術的に製作されており、祐生はその見事さに興趣を抱いて収集しました。1919年(大正8)東京の我楽他宗の人たちと交流が始まると、趣味の世界が一変しました。ことに歌舞伎ポスターには、当地方では見られない名優が名を連ねており、心躍るものがあったことでしょう。歌舞伎関係者の中にも趣味の人は存在し、送られてくる関係資料から趣味人としての素養を身に着けていきました。1927年(昭和2)8月、東西合同大歌舞伎山陰巡業で七世松本幸四郎が米子朝日座の舞台に立ったとき、祐生は台本作家三浦おいろ氏の計らいで楽屋に入れてもらい、支度中の松本幸四郎と話をし、二日目には隈をとってもらった上に揮毫・署名をも得ました。祐生は、顛末を私家本富士乃屋草紙『紅隈歓語』にまとめて幸四郎に贈るとお礼状も来ました。当館で所蔵する当地方唯一の歌舞伎ポスターが、このときの米子朝日座です。

この度展示した興行ポスターは、田舎にいて都会で繰り広げられる華やかな芸能の世界を夢見た一趣味人の憧れの収集物であり、今日在りし日の世相をうかがい知る資料ともなっています。これらの資料から、趣味人板祐生に思いを馳せていただければ幸いです。

■展示総数  44点

・ポスター  39点

・松本幸四郎の隈  2点

・松本幸四郎の書簡  1点

・松本幸四郎、尾上梅幸、沢村宗十郎、市川新十郎の隈  1点

・祐生私家本富士乃屋草紙『紅隈歓語』  1点

*とっとり県民カレッジ連携講座*

【開催期間】  令和5年1月5日(木)~2月6日(月)

【開催場所】  南部町祐生出会いの館 第5展示室

【開館時間】  9:00~17:00

【休館日】   火曜日

【入館料】   一般:300円(240円) 高校・大学生:200円(160円) 中学生以下無料

※( )は15名以上の団体料金

※身障手帳所持者と介護者1名無料

【お問合せ】

情熱と知恵で集めた大正・昭和のコレクション

南部町祐生出会いの館(緑水湖畔)

〒683-0343 鳥取県西伯郡南部町下中谷1008

TEL/FAX:0859-66-4755

E-mail:yusei_museum@yahoo.co.jp

 

 

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