- 企画展 2023.04.05
祐生の憧れた絵の世界展
江戸時代に発達した浮世絵は明治時代になっても珍重され、傷んだものに裏打ちがされています。明治になってからの浮世絵は、画題がそれまでの役者絵や風景画から近代日本の姿も登場し、雰囲気を一新しました。しかし、新しい印刷技術の導入によって、明治三十年代には哀微しました。祐生は友人の持っている浮世絵と絵葉書を交換していて、新たに登場した浮世絵に興味が移っていったのでしょう。一方、新聞社や女性を対象とした雑誌では、著名な近代日本画家による美人画保存版を付録として発行したので、祐生はこれらを購入して残しています。
このたび、祐生が興趣を抱いて収集した浮世絵を始め当時の一流画家による絵画を展示しました。これらに囲まれて心を和ませていた趣味人板祐生に思いを馳せていただければ幸いです。
■展示総数 125点
・浮世絵 62点
・付 録 31点
・画 集 24点
・水墨画 8点
※とっとり県民カレッジ連携講座
【開催期間】令和5年4月1日(土)~5月29日(月)
【開催場所】南部町祐生出会いの館
【開館時間】9:00~17:00
【休館日】火曜日
【入館料】一般:300円(240円) 高校・大学生:200円(160円) 中学生以下無料
※( )は15名以上の団体料金
※身障手帳所持者と介護者1名無料
【お問合せ】
情熱と知恵で集めた大正・昭和のコレクション
南部町祐生出会いの館(緑水湖畔)
〒683-0343 鳥取県西伯郡南部町下中谷1008
TEL/FAX:0859-66-4755
E-mail:yusei_museum@yahoo.co.jp
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