祐生出会いの館

information

板祐生(いたゆうせい)1889-1956

本名:板愈良=いたまさよし

作品

1889年(明治22)鳥取県西伯郡東(現南部町)に生まれる。

学業優秀であったので、高等小学校卒業と同時に14歳で代用教員となり、その後検定試験によって本科正教員の免許を取得した。

1919年(大正8)、東京の多能趣味33人のグループ「我楽他宗」に入会して本格的な収集活動を開始した。祐生の元には数多の物が到来することになった。

しかし、経済的にゆとりのない田舎の教員にとって対等な交流には無理があった。そこで祐生の考え出した方法は、いただいたものをガリ版で絵柄に作り、私家本にまとめてお礼に代えるというものであった。ガリ版は手間がかかるため、多能趣味の人たちは手を出さなかったので、祐生の独壇場となった。その後、ガリ版の作品は武井武雄の目に止まり、芸術家50人会員の年賀状交換会「榛の会」に誘われ、祐生作品は芸術へと発展をとげた。

1995年(平成7)11月、祐生出会いの館がオープンし、収集物とガリ版孔版画作品を展示している。

Collection & Artwork

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  • 郷土玩具 土人形
  • 因伯玩具≪因幡編-麒麟獅子と流し雛-≫
  • ラベル-自作の「貼り込み帖」より-
  • 赤玉ポートワイン

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インフォメーション

住所 鳥取県西伯郡南部町下中谷1008
問い合わせ 0859-66-4755
開館時間 9:00~17:00
休館日 毎週火曜日
(祝日または振替休日に当たる場合は開館し、翌日休館)
年末年始(12月29日~1月4日)
入館料 一般/300円、大学生・高校生/200円、中学生以下無料、障がい者と 付き添い1名は無料
団体割引・・・15名以上は20%割引
アクセス 米子駅から/日の丸バス21分
(法勝寺行「図書館前」にて乗り換え)
南部町ふれあいバス8分
(上長田行「緑水園」下車)